SBI証券で単元未満株を購入しようと考えているあなたへ。
「単元未満株って、いつでも約定するのかな?」
「それとも、何か条件があるのかな?」
そんな疑問をお持ちなのではないでしょうか?
この記事では、SBI証券の単元未満株がいつ約定しないのか、その理由や仕組みについて詳しく解説していきます。
単元未満株の世界へ飛び込む前に、ぜひ最後までお読みください!
目次単元未満株とは?
そもそも、単元未満株とは何なのでしょうか?
簡単に言うと、通常の株式の100株を「1単位(単元)」として取引するのに対し、その「単元」を満たさなくても購入できる仕組みのことです。
例えば、Appleの株価が1株5,000円で、通常は100株単位で取引するので50万円が必要となります。しかし、単元未満株であれば、5,000円の範囲内で自由に購入金額を設定することができます。
これは、投資初心者の方や少額から投資を始めたい方にとって非常に魅力的な制度と言えるでしょう。
SBI証券の単元未満株:約定時間について
SBI証券では、単元未満株は「市場の成り行き」で取引されます。
つまり、注文が入った時点で、すぐに市場価格で売買されるわけではなく、買い注文と売り注文が合致したタイミングで約定します。
そのため、「いつ約定するのか」は、市場の状況や注文の量によって大きく左右される点は覚えておきましょう。
頻繁に約定するケース
- 人気銘柄: 多くの投資家が注目している銘柄であれば、買い注文と売り注文が頻繁に発生するため、比較的早く約定する可能性が高くなります。
- 価格変動が少ない銘柄: 株価が安定している銘柄は、買い注文と売り注文の価格帯が重なりやすい傾向があります。
約定までに時間がかかるケース
- 出来高が少ない銘柄: 取引量が少なく、買い注文や売り注文が少ない銘柄では、約定までに時間がかかったり、取引自体が成立しなかったりする可能性があります。
- 株価変動が大きい銘柄: 株価が大きく上下する銘柄は、買い注文と売り注文の価格差が大きくなりやすいため、約定しにくい場合があります。
約定しない理由:SBI証券以外で考える
単元未満株が約定しない理由は、SBI証券だけに限らず、市場メカニズムそのものに起因する場合もあります。
例えば、
- 特定の銘柄に対して、買い注文や売り注文が少ない場合: 投資家が注目していない銘柄や、出来高が少ない銘柄では、注文が少なく約定しにくい場合があります。
- 株価変動が激しい場合: 株価が大きく上下する際には、注文価格と市場価格の乖離が生じやすいため、約定に至らない可能性があります。
これらの場合は、SBI証券側の問題ではなく、市場全体の状況によるものです。
投資の成功には「時間」も必要
単元未満株は、少額から投資を始められる魅力的な制度ですが、すぐにリターンを得られるとは限りません。
約定までの時間や、株価の変動によって、投資のリスクも存在します。
投資を始める前に、ご自身の投資目標やリスク許容度をしっかりと理解しておくことが重要です。
参考資料:
単元未満株の購入は、いつから可能ですか?
SBI証券で単元未満株を購入できるのは、取引開始時間と終了時間の範囲内です。
具体的な時間は、SBI証券の公式サイトでご確認ください。
約定時間に不安がある場合は、どうすればいいですか?
約定時間に不安がある場合は、「指値注文」を利用することをおすすめします。
指値注文とは、希望価格で取引したいという注文のことです。
ただし、市場価格が希望価格に達しない場合、約定しない可能性もあります。
単元未満株の売却は、どのように行いますか?
単元未満株の売却も、通常の株式と同じように、「成行注文」や「指値注文」で注文できます。
SBI証券の公式サイトやアプリから簡単に操作できますので、ご安心ください。
単元未満株の取引手数料は、いくらですか?
SBI証券では、単元未満株の取引手数料は無料です。
単元未満株で購入できる銘柄は何ですか?
SBI証券で取り扱っている単元未満株の銘柄は、公式サイトやアプリで確認できます。
銘柄数は日々増減するため、最新の情報は必ずご確認ください。
単元未満株のメリット・デメリットを教えてください
メリット:
- 少額から投資を始められる
- 多様な銘柄に分散投資が可能
デメリット:
- 約定時間が予測できない
- 取引手数料がかからないものの、為替手数料や保管手数料などが発生する場合がある
- 株価変動リスクがある